Maiumi Maps 移動する日々

月射手座を生きるMaiumiの多動な日々。居る場所・行く先々て見つけた景色や面白いものなどを垂れ流します。

鎌倉は映画の街

フーテンのビーサン画家 Maiumiです。こんにちは。

今、生活圏の江ノ島~鎌倉。

この辺りに住んでいる人は「敢えてこの辺りを選んで住んでいる」感があって、土地を愛して暮らしを愛している感じが街に溢れているので、フラフラ散歩していてもとても気持ちが良いものです。

さて、そんな鎌倉に関して、ほっつき歩く(わたしの地元では"さるく"と言ったりします)まで知らなかったこと。

それは、タイトルにもある「映画の街」ということ。

何となく、作家や文化人が移り住んだり別荘を構えたり…なイメージはあるのだけど、映画…?

ある日の朝、鎌倉駅近くをさるいてたら、ふと目に留まったこのポスター。
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ん?前売りだと安っ…。
今、映画館のレディースデーでもこの価格じゃ観られないですもんね。

よく見てみたら、そこからすぐの所に前売りを扱っている書店がある。
オープン作業を始めたばかりのその店に、前売り券を買いに走りました(笑)

そして、その足で大船にある『鎌倉芸術館』に向かいました。

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その日初めてわたしは、鎌倉にその昔「松竹」の撮影所があったことを知りました。
鎌倉芸術館のある辺りに、撮影所があったのだそう。

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芸術館の中にあるこの竹林は、松竹の"竹"を残したものだとかなんとか…。("松"も、別の場所で保存されてるらしい…)

その日以来、スケジュールが合って興味があるタイトルの上映の日には何度か足を運んだ「かまくら銀幕上映会」。

毎回、上映前後にMC案内が入るのだけど、そこで知った「鎌倉には映画館がない」事実。

言われてみれば確かに…。

けれど、「映画の街」の誇りを持って、映画の灯火を絶やさぬように続けられている上映会。
撮影所があったということは、監督や俳優さんがウロウロしてただけではなく、映画作りに欠かせない様々なスタッフさん、職人さんも界隈に住んでいたということでもあって、映画を愛する人が潜在的に多く住む街でもある、ということ。

その方々の情熱で、続けられているのでしょうね。来年で9年となるそうです。

上映タイトルは最新作ではないので人によっては「レンタルで見ればよくね?」とか「ネットで見れるし」とか、あると思うけど。

大きな会場で「スクリーンで観る」こと、映画にはその楽しみがやっぱりあるなぁ…と改めて感じた「かまくら銀幕上映会」との出会いでした。
(映画館で観て凄く良かったからDVDやBlu-ray買ったのに家で見たらアレ?ってのが何回かある…w)

日本の映画館の料金は世界でも高い方だと聞きます。

もっと身近に劇場に足を運べるようになったら良いのにな。

あんまり作品数は観てないけど、わたしは映画を観るのが好きなようです。

※今日は下の写真の、左の作品を観てきました。右は、かまくら銀幕上映会ではないのだけど、先日近所を散歩してたら電柱に貼ってあった割引券。これも鎌倉芸術館での上映。鎌倉のお寺が舞台の作品、観てみたかったからちょうど良かった!にしてもこれも安っ!(笑)

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